おばちゃんがA BATHING APEとか男子向けTシャツを着ていると萌える
前回のブログで、街でたまーに見かける、いまだに「ボスジャン」を着ているオジサンについて書いたのですが、
同じように街でたまーに見かけるのが、あきらかに若い男子向けのブランドのTシャツをなぜか着ているおばちゃん。A BATHING APEとかStussyなど。そんなおばちゃんたちを見かけると、癒やされるというか、ものすごくほっこりするのです。
だいたい50歳から60歳くらいかと思われるおばちゃんが、こんなのとか
こんなのも!
厳密にいうと、レディースもあるので、もしかすると、すっごいオシャレなおばさまなのかもしれないけれど、私の予想というか、私の願望では、こんな物語だと思うのです。
高校生の息子にねだられて買ったTシャツだったが、「ガキじゃねーんだし、大学でこんなの着てたら笑われるよ。もういらねー」と息子が大学デビュー。「あらまぁ。でも、捨てるのはもったいないわよ」としかたなく着ることに。
最初は寝巻きにするつもりだったが、意外と素材が良いので普段使いするようになった。それを息子に発見され、「ちょっと何、勝手に着てんだよ?それメンズだぞ」と怒られるも着続けていると、誕生日に「これ、バイト代で買ったから。こっち着ろよ」と自由が丘辺りで買ったちょっとハイブランドなシャツをプレゼントされる。
「トシくん。お母さん、こんな高いのもらっちゃっていいの?」と号泣。
しかし、「でも、トシくん、このお猿さんが描いてあるシャツも、せっかく高いんだから捨てちゃうのはもったいない。お母さんがもらってあげるから」と、結局は着続けることに。
そんな物語がうかんできて、すごくほっこりするのです。
今週のお題「好きな服」