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意識低い式

テキトーに楽しく生きる、それでいいのだ

私たちはビジネスで刷り込まれた「非効率は悪」でプライベートをつまらなくしてるのでは?

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非効率でムダが多く大量消費する人生のほうが幸せなんじゃなかろうか

この話はきっとはてなブログやはてなブックマークを使っているような人には合わないと思います。なんのタメにもなりませんし、まさに人生のムダ。でも、そうしたムダなことも回りまわって人生を豊かにするんじゃないか?そんな話です。

例えば、もしも100万円あったらどうする?ということを考えた時、今の日本人って昔よりもきっと「貯金する」と答える人が圧倒的に増えていると思います。それは、もちろん不況だからとか将来が不安というのが一番の理由なのだけど、潜在意識として「無駄なものにお金をかけてはいけない」ということを仕事を通して刷り込まれているという要因も大きいのではないかと。

だから「ハワイに行って豪遊」「ヴィトンのバッグを買う」みたいな、わりと一昔前なら一定数はいたであろう回答はほぼ皆無になっている気がします。「何を無駄なことにお金を使っているんだ」と、自分の中で「待った!」がかかってしまう。非効率で生産性のない、コストの高くシンプルでないものにお金を使うことはよくないことだ、というのが今のビジネス。そして、私たちはプライベートにおいてまで、そういう考え方になってしまっていると思うんです。

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もっとムダ使いしましょーよ!仕事とプライベートは違うんだから

お金だけじゃなく時間だってそう。非効率だって恋愛してる時間は楽しいのに、みんなそれを異様に嫌がる。合コンで誰かと出会って「時間かけたくないんで、アリかナシかだけまずお答えいただけますか?なるはやで」みたいなの全然楽しくない。でも、今の時代、わりとこれがまかり通っているし、きっとこんな恋愛を求めてる人は多い。ダラダラとデートを重ね、結局付き合わなかったら時間の無駄だと。「ROI的に問題だ!」と脳内の経営陣や株主が怒鳴りちらしてくる。

読書でもやたら「速読」みたいなのがもてはやされていて、いかに効率性や効果性を上げるかがトレンドです。もうガントチャートでも使いたそうな勢い。「今日はとりあえず5分で50ページ。明日はスピードを上げて100ページ。納期は3日、守ってね」みたいなことをホンキで自分に命じてる。いやいや、それ楽しいですか。夢中になってサクサク読めちゃう本もあれば、じっくりと何度も同じ一文を読み返しながらゆっくり読む本もあるのが読書の楽しさだと私は思っているのだけど、、、そ、そうですか。

お金や時間をかけずに楽しむってことは正しいけど

そうは言っても世知辛い世の中。お金や時間をかけずに楽しむことは間違ってないとも思うのですが、私が言いたいのは「お金や時間をかけない」がメインになっちゃってるんじゃないか、ということ。本来は「楽しむ」が先にあるべきはず。なのに、いつの間にか「お金や時間をかけない」ことが目的になってる。

まだまだ根強く支持されてる「シンプルライフ」とか「ミニマリスト」みたいなのって、まさに目的が逆転してる気がして、私はあまり好きじゃない。つーか、嫌い。まだAKBの選挙券にドバドバお金を使って誇らしげなオタクのほうが幸せそうに見える。もちろん、資源のムダ使いだけはダメだと思うので、大量のゴミになるCDを買わせるのはどうかと思うけど。

私たちは大いなるムダを生きている

ビジネスはしょうがないと思うんです。効率は重要だし、ムダは極力減らすべきなのは間違いない。ただ、プライベートのムダは必ずしも悪じゃない。私のこの駄文を読んでしまったことは何かの機会損失につながるかもだけど、別にあなたの人生にそこまで悪影響は与えないだろうし。参院選に投票しに行って、あなたの清き一票が死に票になったって、それが非効率的でも、コスパが悪くても、自分が投票に行きたいと思ったんなら行けばいい。とにかく「非効率的」かどうかより「楽しい」と思えることを先にやるべきですよ、きっと。

そもそも人の一生なんてムダでしかない。効率化を目指すなら、子供を産んでさっさと消えればいい。でも、そうじゃない。私たちは効率性とは真逆のムダの中で生きている。だからこそムダの中にたくさんの楽しみがあるんじゃないかな、と。

今週のお題「もしも100万円が手に入ったら」